"時間"の本質 2
フランスの歴史家ル・ゴフもいうように・・・
「いたるところ教会の鐘楼に向かい合って取り付けられた大時計こそは、時間の秩序において市民共同体運動のもたらした一大革命」
・・・だったのです。
一大革命とは、近代的資本主義的時間の成立を意味します。
それはほぼ時代的には、15世紀から16世紀にかけての時期であったといってよいでしょう。
念のためにひと言注意しておくと・・・
こうした「商人の時間」と時計の技術革新を受け入れる方向で進んだのは、キリスト教でも西ヨーロッパのローマ教会だけであるということです。
これに対してギリシア正教会は、商人との和解を容赦しなかったばかりか、新思想をとり入れることさえ許さなかったのです。
20世紀の現代になっても、14世紀と同じく、正教会の壁に時計を取り付けることが禁じられていますが・・・
それは伝統への厳格な服従のためです。
そして、今ではD&G 時計のような便利な腕時計が普及しています。